カシスサプリの効果とは?選ぶときは原材料にも注意を

カシスサプリの効果とは?選ぶときは原材料にも注意を

もくじ

小さな果実の総称であるベリー。イチゴ(ストロベリー)やブルーベリーなどさまざまな種類がありますが、「ベリーの王様」と言われるのがカシスです。果実の中でトップクラスの栄養価があるからです。豊富な栄養価で「眼精疲労を改善する」「近視の進行を抑制する」など、さまざまな健康効果にも期待されています。

そこで今回は、カシスに含まれる栄養素や期待できる健康・美容効果について解説します。また、カシスの栄養が手軽に摂れるのに加えて、原材料にもこだわったカシスサプリについても紹介します。

カシスとは?

カシス(cassis:フランス語)はヨーロッパを原産とするユキノシタ科スグリ属の果樹であるフサスグリの1種で、ブルーベリーなどと同じ果実に分類されます。冷涼な気候を好むことから、日本国内の生産地は北海道や東北地方が中心です。

実にも葉にも薬効がある果物として知られていましたが、最も古い文献はフランスのモンタラン神父が1912年に書いた「カシスの驚異」です。カシスについて、「カシスのしぼり汁は万病に効く秘薬であり、若返りにも効果がある」と紹介しています。

カシスに含まれる4つの代表的栄養

カシスに関する研究はさまざまに行われ、ビタミンやミネラル、ポリフェノールが多く含まれていることが判明しています。その豊富な栄養価から海外ではスーパーフードの一つに数えられます。具体的にどのような成分が含まれ、どのような働きがあるのか見てみましょう。

アントシアニン

アントシアニンは、ブルーベリーやビルベリーなどに多く含まれているポリフェノールの一種。天然色素の一つで、ブドウやブルーベリーの赤紫色はこのアントシアニンの色です。強い抗酸化力があるのも特徴で、視覚機能や眼精疲労といった目の機能性を回復させることでも注目されています。

カシスに含まれるアントシアニンには、特有の成分が含まれているのも特徴です。デルフィニジン配糖体のD3R(デルフィニジン-3-ルチノシド)とD3G(デルフィニジン -3-グルコシド)、シアニジン配糖体のC3R(シアニジン-3-ルチノシド)、C3G(シアニジン-3-グルコシド)という4種類のアントシアニンが含まれていますが、そのうちD3RとC3Rはカシス特有の成分で他のベリー類には含まれていません。

ビタミン

カシスには、人間の体の機能を正常に保つために欠かせないビタミンも、多彩かつ豊富に含まれています。代表的なのは、風邪などの病気に対する抵抗力を高めるビタミンA、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用などがあるビタミンC、強い抗酸化作用で体内の脂質の酸化を防ぐビタミンEです。

カシスに含まれるビタミンAはオレンジと同程度、ビタミンCはオレンジの3倍程度、ビタミンEはオレンジの約4倍含まれています。複数のビタミンがバランスよく摂れるのもカシスの特徴です。

ミネラル

体の調子を整える重要な働きをするミネラルは、体内で合成されないため食事などで摂取することが欠かせません。カシスには、ナトリウムを体外に排出するカリウム、骨や歯を形成するほか筋肉の興奮性を抑えるカルシウム、さまざまな代謝を助けるマグネシウム、ヘモグロビンの一部になって酸素を全身に運ぶ鉄などが含まれています。

カシスにはミネラルが豊富に含まれているのはもちろん、カルシウムとマグネシウムの比率が2:1となっており、バランスよく摂ることができます。

食物繊維

食物繊維は、便秘の予防をはじめとする整腸作用、血糖値の上昇抑制など有用な働きをするため「第6の栄養素」と言われることもあります。

カシスには、オレンジの約2倍、ブルーベリーの約1.5倍の食物繊維が含まれています。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分類されますが、どちらも含まれています。

カシスに期待できる効果とは?

栄養成分が豊富に含まれるカシスを摂ることで、健康や美容に嬉しい効果が期待できます。代表的な効果について詳しく解説します。

視力の悪化を防ぐ

ヒヨコを使った研究になりますが、カシスアントシアニンを摂取することで近視が抑制されると2009年の「第5回国際アントシアニンワークショップ2009」で発表されています。

近視は、近くを見続けることで焦点が網膜の後方にずれてしまうことで起きます。角膜から網膜までの距離(眼軸長)が伸びてラグビーボールのような形になってしまうのが近視の特徴ですが、研究では学童期の近視の進行を遅らせるにはカシスアントシアニンが有効としています。

緑内障の進行を抑える

2012年に札幌医科大学で行われた臨床試験では、カシスを摂ることで緑内障の進行が抑制されたという結果が得られたと報告しています。緑内障は眼圧の上昇によって視神経が痛むことで発症します。視神経は一度傷がつくと元には戻らないため、日本人の中途失明で最も多いとされるのがこの緑内障です。

臨床試験では、1日50mgのカシスアントシアニンを2年間にわたり摂取。血流の増加と眼圧上昇の抑制が見られ、緑内障の進行が抑制されたとしています。

疲れ目を改善させる

カシスには、末梢血管の血流を改善する作用があることが2004年の「日本サーモロジー学会誌」で報告されています。そのため、肩こりや冷え性など筋肉のこりを起因とする症状の改善に期待できます。

また疲れ目も目の周りの筋肉のこりによって引き起こされるため、カシスを摂ることで疲れ目や眼精疲労の改善にも期待できます。

加齢臭の発生原因を抑える

イギリスで行われた研究では、カシスが加齢臭の発生を抑制するという結果が得られています。加齢臭の原因は「2-ノネナール」です。皮脂の中に含まれる脂肪酸(パルミトレイン酸)が活性酸素によって酸化する際に出てくる成分で、パルミトレイン酸は加齢によって多くなるという性質があります。

カシスには抗酸化作用の強いカシスアントシアニンが含まれているため、パルミトレイン酸の酸化を抑えることができ、そのため加齢臭の発生を抑制できると考えられています。

カシスが手軽に摂れるサプリメント。でも原材料に要注意

カシスは、ジャムやゼリー、ジュース、リキュールなどの原料として使われているのがほとんどですが、近年はドライフルーツとしても人気です。ただし、たくさんの量を一度に食べられるわけではありません。そこで人気なのがカシスのサプリメントです。

中でもおすすめは、カシスの世界的産地として有名なニュージーランドで有機栽培されたカシスをフリーズドライした「ViBERi(ヴァイベリー) オーガニックカシスパウダー」です。

市販されている安価な「カシスパウダー」や「カシスサプリ」の中には、砂糖や添加物が入っていたり、カシスよりも別の成分が多く含まれている商品もあります。

その点、「ViBERi(ヴァイベリー) オーガニックカシスパウダー」の原材料は、農家から直送した非遺伝子組み換えカシスのみ。
砂糖や甘味料は不使用で、デキストリンも無添加です。さらに保存料や防腐剤、着色料、香料など、健康に有害と考えられるようなものは入っていません。有機JAS認証とニュージーランドのオーガニック認証も取得しています。

液体に溶けやすいパウダー状で、料理に幅広く使えるのも特徴。ドリンクやヨーグルトに混ぜたり、スイーツのアレンジに使うこともできます。

【まとめ】健康・美容に嬉しいカシスサプリは安さではなく、原材料にもこだわって選ぼう

強力な抗酸化作用を持つカシスアントシアニンをはじめ、豊富な栄養成分が含まれているカシス。さまざまな健康・美容効果が期待できるため、スーパーフードとして注目されています。

ただし一度にたくさん摂ることが難しいため、カシスパウダーやカシスサプリなどがおすすめです。中でも、正真正銘100%カシスの栄養を摂れるのが「ViBERi(ヴァイベリー) オーガニックカシスパウダー」です。非遺伝子組み換えカシス100%で、砂糖や添加物など体に不必要なものは含まれていません。手軽に摂ることができますので、毎日の健康や美容のためにお役立てください。

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