デーツのおすすめな食べ方は?手軽なアレンジレシピも紹介

デーツのおすすめな食べ方は?手軽なアレンジレシピも紹介

もくじ

昔から中東で愛されてきたデーツ。日本名は「ナツメヤシ」で、健康への優れた効能を持つことから「スーパーフード」としても注目を集めています。そんなデーツの効能を取り入れたいという方に、デーツの使い方や食べ方を紹介していきます!デーツがよりおいしくなる食べ方が分かるので、必見ですよ。

デーツの効能

スーパーフードとも呼ばれるデーツ。栄養が豊富に含まれ、健康へのさまざまな効能があります。

素早くエネルギーになる 

デーツを食べることですぐにエネルギーを得られます。デーツにはぶどう糖と果糖が多く、これらは糖類のなかで最も簡単な構造の単糖です。体内で分解されやすく素早くエネルギーになるので、疲労回復には最適。エネルギーを補給してもうひと頑張りしたいというときに役立ちます。

仕事や勉強で頭が疲れたときや運動後の疲労回復のおやつにデーツはいかがでしょうか。

食物繊維が豊富でダイエット向き

デーツには腸内環境の改善に欠かせない食物繊維が豊富に含まれています。デーツの食物繊維は100g8g*1)で、プルーンやレーズンなどのほかのドライフルーツと比べても多く含んでいます。食物繊維が豊富なことで有名なごぼう(5.7g/100g*2)よりも多い量です。

さらに食物繊維が多いことから低GI食品(GI:血糖値の上がりやすさの指標。GIが低いほど血糖値が上がりにくい)であり、肥満になりにくいとされています。便通の改善と相まってダイエット向きな食品なのです。

鉄分が豊富  

デーツには貧血予防には欠かせない鉄分が豊富に含まれています。100g1.02mgで、なんと茹でたほうれん草の0.9mg3)よりも多い量なのです!とくに若い女性や妊娠中の方に不足しがちな鉄分は、日常的に意識して摂取しなければなりません。毎日手軽においしく鉄分を摂取するのにデーツはぴったりです!

デーツはどんな味?

デーツは日本では主にドライフルーツとして流通しており、しっかりとした甘さとねっとりした食感が特徴です。黒糖や干し柿に近い味といわれています。意外にもくせは少ないので日本人に馴染み、抵抗なく食べられる味わいです。この濃厚な甘味と食感でいろいろなスイーツや料理に利用できます。

デーツの食べ方

朝食やおやつ、料理にと幅広いデーツの食べ方を紹介します。アレンジで味の幅が広がるのでぜひ試してみてください!

まずはそのまま 

デーツ自体が濃厚な甘さでおいしいので、まずはそのままで食べてみてください!ドライフルーツのなかでもカロリーが低く、ダイエット中のおやつとしてもおすすめです。持ち運びがしやすいのでオフィスなどで小腹が空いたときにも手軽に食べられます。ヘルシーでおやつとして食べても罪悪感が少ないのはうれしいですね。

ヘルシーなおやつ・おつまみに!デーツボート 

デーツボートはデーツを半分に切り、好きな食材を乗せるだけの簡単アレンジ!おすすめの食材はクリームチーズやカマンベールチーズ、生ハムやナッツ、ミニトマトなど!おやつやおつまみにもいいですし、見た目もいいのでおもてなしにもぴったりですよ。

満足度と腹持ち抜群!デーツボール  

エナジーボールやブリスボールとも呼ばれ、デーツの甘さを生かした腹持ちのいいおやつが作れます! 

【材料】

  • デーツ...50g
  • 無糖ココアパウダー...大さじ2 
  • ココナッツパウダーやピスタチオフレークなど...お好みで 

【作り方】

  1. デーツを水にもどして柔らかくする
  2. フードプロセッサーに入れて攪拌する
  3. ココアパウダーを加えてペースト状になるまで攪拌する
  4. ペーストを丸めて周りにココアパウダーやココナッツパウダー、ピスタチオフレークなどをまぶす

砂糖不使用でもデーツの甘味で満足感の高いおいしいスイーツになりますよ!

朝食にぴったり!デーツヨーグルト  

デーツとヨーグルトは味も栄養の点でも相性抜群!デーツの食物繊維はヨーグルトに含まれる乳酸菌の餌になるので、腸内の乳酸菌を増やしやすくしてくれます。

おすすめは刻んだデーツをヨーグルトの中に入れて、1時間ほど置く食べ方。デーツが柔らかくなり、みずみずしい食感を楽しめます!豆乳ヨーグルトを使えばベジタリアンやヴィーガンの方でも食べられます。

デーツシロップを料理に!


 

デーツをそのまま液状にしたデーツシロップ。砂糖の代わりとして料理やスイーツなど幅広く利用できます。くせのない甘さで煮物や料理のたれなどを作るときにもぴったり!

はちみつのようにホットケーキやトーストにかけてもおいしいですよ。甘味を足したいけど砂糖は控えたいというときにデーツシロップは最適です。

デーツは1日何個食べるとよい? 

デーツの1日の摂取量の目安は3粒程度です。低GIのデーツといっても糖分が多く、食べ過ぎは肥満の原因になることがあります。

また、たくさん食べても健康への効果が上がるということはなく、食物繊維の過剰摂取によって便秘になる可能性があるので、摂取量の目安を大幅に超えないように注意が必要です。

デーツのいろいろな食べ方で食べて毎日ヘルシーに!

食物繊維や鉄分が豊富、低GI食品でダイエットにも効果的なデーツは毎日こつこつ摂取したい食品です。そのままでも十分おいしいのですが、アレンジすると食べ方の幅が広がって楽しく、よりおいしく食べられます!朝食におやつにおもてなしに、いろいろな場面でデーツを楽しんでくださいね!

参考:

1)米国農務省 フードデータセントラル
https://fdc.nal.usda.gov/fdc-app.html#/food-details/2344698/nutrients

2)文部科学省「食品成分データベース(野菜類/ごぼう//生)」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06084_7

3)文部科学省「食品成分データベース(野菜類/ほうれんそう/通年平均/ゆで)」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06268_7

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