美容・健康への意識の高い方がスーパーフードとして食べているゴジベリー。中国や日本、アメリカ大陸などに自生する植物で、目の健康維持や滋養強壮に効くと言われる「クコの実」としても知られています。
このゴジベリーにはどのような効果効能が期待できるのか、今回の記事で紹介していきます。また、代表的な食べ方も紹介していきます。
ゴジベリーとは?

ゴジベリーとは、主にドライフルーツとして食べられている「クコの実」のことで、別名ウルフベリーとも言われます。ナス科の樹高1〜2メートルの夏緑落葉低木になる果実で、形状は楕円形。乾燥させると、ほのかな甘みとサクサク感が特徴のドライフルーツになります。
1つの果実でアミノ酸が18種類も含まれ、6種のビタミン、8種のミネラル、ポリフェノール、β-カロテンやリコピンといったカロテノイド類、食物繊維など、100種類以上の栄養成分が含まれているため様々な効果効能が期待できます。健康や美容、ダイエットにも役立つことから、スーパーフードやスーパーフルーツとも呼ばれています。
ゴジベリーを食べることで期待できる効果効能

ゴジベリーは豊富な栄養素を含むことから、以下のような効果効能に期待できます。
エイジングケア
ゴジベリーには、クコ多糖類(LBP)という抗酸化物質が含まれており、老化を抑制したり生活習慣病やがん予防にも期待できます。アメリカ農務省が行ったORAC試験では、ゴジベリーのORAC値(活性酸素吸収能力値)は25300で、アサイーベリーの18500、プルーンの5700などを抑えて圧倒的な1位になっています。
日焼け防止・美白
ゴジベリーに含まれるβカロテンやゼアキサンチンなどの抗酸化物質が紫外線によって起こる炎症をおさえ、肌が黒くなるのを抑制します。そのため「食べる日焼け止め」と言われることもあります。ビタミンAが豊富なため、肌の新陳代謝を促進してターンオーバーを促すことにも期待ができます。
目の老化をおさえる
ゴジベリーには、眼球内の黄斑部や水晶体に多く存在する注目成分である「ゼアキサンチン」が豊富に含まれているため、疲れ目の軽減のほか、加齢性黄斑変性症や白内障などの予防に効果的とされます。
認知症リスクの低減
ゴジベリーには野菜や果物に含まれるカロテノイドの一種であるゼアキサンチンやルテインが豊富なので、認知機能の低下を抑制し、認知症が発生するリスクを低下させるとされています。
冷え性の改善
ゴジベリーの抗酸化物質でフラボノイドの一種であるルチンやヘスペリジンが血流改善などに有効とされています。
動脈硬化の予防
ゴジベリーの抗酸化物質のポリフェノールと、アミノ酸のベタインが血中ホモシステインを低減させる関係で血圧を下げてくれるため、動脈硬化を予防するのに有効とされています。
血糖値の上昇をおさえる
ゴジベリーに含まれるベタインは、小腸で糖が吸収されるのを防ぐ働きもあります。そのため、食後の急激な血糖値の上昇を防ぐと考えられています。
脂肪肝(SLD)の予防
肝臓に脂肪がたまる状態を「脂肪肝」と呼びます。ゴジベリーに含まれるベタインには、肝臓に脂肪がこびり付くのを防ぐはたらきがあります。また脂肪の排出を促すはたらきもあり、脂肪肝の予防に有効と考えられています。
更年期症状の緩和や改善
ゴジベリーには、女性ホルモンのバランスを整える「βシトステロール」が豊富に含まれるため、更年期の不快症状や、月経前症候群(PMS)の緩和や改善に有効とされます。また、更年期に現れる鬱症状に有効なアミン(ビタミンB1)も豊富で、これらの栄養素によって更年期症状の緩和や改善に役立つことが期待されています。
ゴジベリーの食べ方
ゴジベリーはドライフルーツとしてそのまま食べるだけでなく、炊き込みご飯やスープにするなど様々なアレンジができます。自分に合った食べた方を見つけて、毎日食べるようにしましょう。代表的な食べ方は以下になります。
そのまま食べる
ゴジベリーはほんのり甘くて食感も楽しいので、おやつやサプリメントとしてそのまま食べられます。朝食として食べているグラノーラやオートミールなどにプラスするのもおすすめです。小分けにして持参すれば、小腹が空いた時にも気軽に食べることができます。
薬膳料理に
ゴジベリーは中国の食文化の一つである薬膳料理によく使われます。鍋やスープに入れたり、お粥やあんかけなどに加えるのもおすすめです。山椒や八角、ナツメグなども一緒に入れるとより味わい深くなります。
サラダに
生野菜や温野菜のサラダにトッピングするのもおすすめです。華やかな色合いになるほか、サクサクッとした食感も楽しむことができます。もちろん栄養もさらに豊かになり、一石三鳥です。
飲み物に
ゴジベリーと相性がいいのは紅茶です。ほんのり甘さと香りがプラスされるので、午後の紅茶の際にゴジベリーをひとつまみ入れてみましょう。そのほか、スムージーの材料やカクテルにのせるのもおすすめです。
デザートやスイーツに
ゴジベリーは、杏仁豆腐の上によくトッピングされていることでも知られていますが、寒天やアイス、ヨーグルトやゼリーなどにトッピングするのもおすすめですよ。
薬用酒に
ゴジベリーは薬用酒の材料としても活用されています。家庭で作る際は、日本酒や焼酎などに漬け込んでおくといいでしょう。お好みに合わせて、炭酸などで割るのもおすすめです。
おすすめは八仙の有機クコの実(オーガニックゴジベリー)
|
ゴジベリーを効果的に食べるためには、商品選びのポイントもしっかり覚えておきましょう。非有機であったり、砂糖でコーティングされていたり、添加物が入っている商品もあるからです。
また、産地によって品質が異なるため、選ぶ際には確認しましょう。日本国内で市販されているクコの実は中国産か韓国産、チベット産が多くを占めています。中でも、特におすすめが中国のオーガニックの一大産地である寧夏産と希少価値の高い青海産です。
おすすめのは、「八仙 有機クコの実(オーガニックゴジベリー) 45g 【有機JAS認証品】」です。農薬不使用で栽培された寧夏産と青海産のゴジベリーを、日本の有機JAS基準に沿った厳しい管理のもとで製造していますので、安心してお召し上がりいただけます。
ゴジベリーの効果を得たいけれど、そのまま食べるには「味や食感に抵抗がある」という方も少なくないでしょう。そういった方には、有機クコの実パウダー(有機ゴジベリーパウダー)が豊富に配合された植物性カレールーの「八仙 BIO KORMA CURRY(ビオコルマカレー)」がおすすめです。
|
動物性原料不使用、添加物不使用、化学調味料不使用、小麦粉不使用で、約4人前の美味しい植物性カレーが作れる商品です。美味しく食べているうちに、クコの実の豊富な栄養成分が摂れるので、ゴジベリー初心者に最適です。
【まとめ】強力なゴジベリーパワーでエイジングケアや美白効果も
ゴジベリーは100種類以上の栄養成分が含まれた果実で、スーパーフードやスーパーフルーツとして親しまれています。今回の記事では、代表的な9つの効果効能を紹介しました。目の健康維持やエイジングケア、美白効果、血糖値上昇抑制など、多彩なゴジベリーパワーが期待できます。
食べ方も多彩でドライフルーツとしてそのまま食べたり、料理のトッピングに使うほか、パウダータイプならさらに色々な料理に使うことができます。日々の生活に取り入れて、健康的な毎日を目指しましょう。